2007年03月13日

コイルの間に置き去り

ボラゾンホイールというダイヤモンド砥石を使って刃を作っていく。砥石は円盤状になっており刃元をしっかりと作れる。山がジグザグになるように砥石を斜めに配置し、刃とヒガキを作っていく。

こうしてできた鋸の原型は歪みが強く出る。このため、歪みを直すために歪みを検出し、歪みをとる必要がある。歪みは昔は先のとがった金槌(ひづみづち)でとっていたが、現在ではソロバンの珠の型をした刃を鋸にあてがい、割りを入れて歪みをとる。

歪みがとられた鋸は外側が伸びた状態になっているため、中心を伸ばす必要がある。これを腰入れという。

次に刃に天刃(上目ともいう)をつけ、プレス機(自動機で鎚を刃に当て叩く方法もある)でアサリを作り上げる。こうしてできた刃を焼入れによって硬度を上げる。焼入れには放電が利用される。刃先を放電用のコイルの間に置き、一万ボルトの電圧を千分の五秒前後与え、熱を加える。このように焼入れした場合、外側だけが硬度が増し、熱はすぐ拡散する。これによりいつまでも熱を持っていることで焼きなましの現象を防いでいる。

posted by レンコン at 16:40| Comment(1) | TrackBack(0) | 携帯電話のしくみ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
押し後残します
Posted by 人妻 at 2008年01月26日 17:45
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